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「由美と仲良くして
もらってありがたいが、
君はまだ大学生
じゃないか」
「結婚ってどうやって由美と
子供を養っていくんだい?」
信二:「そ、それは・・・」
母親が言葉を挟んだ
「できちゃった結婚なんて
、恥ずかしい。
あなたは学生とはいえ
もう大人でしょ?
そんな計画性のない
事でどうやってこれから
食べていくの?
由美も由美よ、
あなたにはお見合い
の話がいくらでも
あるのにこんな
どこの馬の骨ともつかない・・」
由美:「やめて、お母さん失礼じゃない」
由美が母親の言葉を遮ったが、
信二には強く言い返す
言葉がなかった。
「馬の骨か・・」
信二は九州の田舎の
出だった。両親を早く
になくし、親類の家で
育てられてきた。
中学を卒業してから
アルバイトをしながら
学費を稼いできた。
一人で抱えられなくなった
信二は学友の五郎に
悩みを打ち明けた。
五郎は大学の
籍番が隣同士で
一年の時は
常に行動をともにしていた
親友だった。
五郎:「元気を出せよ、
おれの民俗研究所の
先生に面白い人が
いるから、ぜひあって
見ろよ。」
信二:「あ、ああ」
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